ピニオンリムーバーを購入_ノイズ実験
出番の少ないツールは世の中沢山あるが、
今回 記事にする ピニオンリムーバー もその一つだろう
ピニオンリムーバーは
モーターのピニオンギアを交換するためだけに使用されるツールで
圧入されているギアを リムーブ(取り外し)したり、逆に
ギアを圧入するのに使われる。
実際に摩耗したギアは ベベルギアとの間でノイズを引き起こし、
その影響は次第にメカボックスを侵していくので早めに交換する必要があるのは事実
一先ず、今回はピニオンギアが摩耗したサマリウムコバルトモーターを使って
どのような変化を引き起こすか実験してみたいと思う
先ずはこれがリムーバー本体である
element製や イーグル模型製等 種類は複数あるが、
私は WADSN製 を選択
本体の他に、マニュアルと、圧入時に使用するパーツが含まれていた
今回実験に使うのは
東京マルイ製のサマリウムコバルトモーターと EG-700モーター
後者のモーターからは 美品のピニオンギアを拝借する
先ずはピニオンギアの摩耗具合を比較してみる
左が サマコバ 右が EG-700
この差がどのような違いを生むだろうか
別視点からみてもあきらかに摩耗しているのが分かる
どの程度撃った後なのかは、サマコバ自体が中古なので不明
説明書は中国語と英語のみ
大体みれば分かるけども…一つだけ言わせてほしい
マニュアル写真に使うモーター、もう少し綺麗なのなかったのかな!!
横とか凄い擦れてるけども…どうしたらこうなるんだろうか
日本との違いを感じてしまう…笑
気を取り直して、早速 EG-700 モーターから ピニオンギアを取り外す
モーターをマニュアルに従い、セット、固定する
後はリムーバーの取っ手を回してピニオンギアとモーターを引き離すようだ
徐々にピニオンシャフト(で正しいか不明だが)から
ピニオンギアが引き抜かれていく
ということで楽々でピニオンギアを外すことができた
サマコバの方も同様に今回摩耗して不要となるピニオンを取り外す
両方から取り外したピニオンギアがこちら
ギア部分の鋭角さに違いを感じる
モーターから取り外せるパーツ
シャフトがブレないように補強する部分なのだろうが
中の樹脂パーツが大きく削れていたので
ここに関してもEG-700から サマコバに移管することにした
ブレ防止パーツに関しては手で引き抜いて交換するだけである
ということで最後に EG-700のピニオンギアを
サマリウムコバルトモーターに圧入する
圧入時には付属のパーツを利用するようだ
モーターの後端にセットする
あとはマニュアルに従い、ツールにモーターをセットする
今回も取っ手部分を回して徐々に圧入
あっという間に交換は完了
綺麗なピニオンギアに生まれ変わった
交換前と交換後でノイズがどの程度低減できるか比較してみた
実際動画でもわかる通り、ノイズの低減が確認できたので実験は成功である
正直2000円程の価値がピニオンリムーバーにあるかは微妙だが、
好みのピニオンギアに変更したり、
上記のように摩耗してノイズが気になった時に交換するのであれば必須だ
チームで一個保有するような気持でもいいかもしれない
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