Leviathan-NGRS OPTICAL 電子トリガー導入

2022年8月18日

以前記事にてver.2メカボックスに対してJeffTron製の電子トリガー
Levaiathan-V2を導入したが、今回は東京マルイ製 次世代電動ガン向けの基板である
Leviathan-NGRSを HK416に導入してみようと思う
HK416には既にBigOut製の電子トリガー DTM-Nを組み込んでいるが、
私の設定が甘いのだろうが、レスポンスがベストと感じられない為、交換してみることとする。

関連記事:
ver.2メカボへの導入記事

前回 DTM-N導入記事

分解作業は前回と同じ工程となる為、今回から下記のように目次を作成してみた
(汎用的な目次自動生成プラグイン ; 「table of contents plus」 の導入)
leviathanの組込箇所から参照したい場合は、目次より駒を先に進めてほしい

分解作業

東京マルイ製次世代HK416 本体

今回の主役 分解対象の東京マルイ製 次世代電動ガン HK416D

外装の分解

HK416ストック取外し

ストックを外し、ストックパイプ周辺を分解していく

ストック位置調整用パーツのネジ

ストック位置調整用のパーツ
極小ネジが2本留まっているのでなめないように気をつけながら外す

ストック位置調整用パーツ

取り外した位置調整用のパーツ

配線収納パーツ

位置調整用パーツの裏に配線を押さえるパーツがあるので外す

前方フレームピン

前方のフレームを打ち抜く

アッパーフレームを取外し

アッパーフレームが外れる

チャージングハンドルアセンブリ

続いてチャージングハンドル群を外していく

チャージングハンドル取外し

チャージングハンドルとチャージングハンドルスプリングを外し、
ダミーボルト関連パーツがメカボに引っ掛けてあるので続けて外す

チャージングハンドルアセンブリの取り外し

取り外したチャージングハンドルとダミーボルト

チャージングハンドル取外し後

チャージングハンドル群を外した状態

ストックパイプリング取外し

続いて私は引っ掛けスパナを利用しているが、
専用器具を利用してストックパイプリングを緩める

ストックパイプ取外し

ちなみにアッパー分解後、どこのタイミングでも
メカボックス後方両側に挟まっているアッパーフレームのブレ抑止用の樹脂パーツも忘れずに外す

リコイルオミット済

ストックパイプを回して外す (配線が傷つかないように注意する)
リコイルオミットしているので緑のスプリングガイドとスプリングを確認

グリップ底ネジ外し

グリップの底ネジを外す

サマリウムコバルトモーター

モーターは東京マルイのサマリウムコバルトモーターを組み込みしている

グリップ取外し

グリップを外す

トリガーピン取外し

トリガーピンを打ち抜く
とは言え、私のHK416はこのピンがユルユルなのでシールで抜けないようにしている

マガジンキャッチネジ取外し

マガジンキャッチを外していく
極小六角ネジを外す

マガジンキャッチネジ取外し2

マガジンキャッチボタン等のパーツを外す

次世代用ver.2メカボックス取外し

上記にてメカボックスの取り出しが可能になる。
ロアーフレームからメカボックスを引き抜く、またその際、ボルトリリースボタンも併せて外れる

メカボックスとマガジンキャッチ

次世代用 New-Ver.2メカボックスと取り外したマガジンキャッチパーツ類

配線からコネクタ部を外す

バッテリーコネクタ(及びヒューズ)と配線の半田を外しておく
配線が緩んだのでこの時点でアンビセレクターのギアを外した

メカボックスの分解

次世代‘ver.2メカボックス

メカボックスを取り出したら中央右側のボルトストップ機構を取り外す

ボルトストップ機構

ボルトストップ機構を構成するパーツ (パーツ名称などは不明)

ボルトストップ機構を分解

パーツ群を取り外した状態
パーツ裏にメカボックスを留めるネジが隠れている

メカボ留めネジ取り外し

メカボックスを留めるネジを全て外し開封する

次世代用電子トリガーDTM-N導入済メカボックス

開封直後の状態。電子トリガーDTM-Nを確認

呼気系パーツの交換 ピストン 

呼気系の内部パーツを取り外す

DTM-N基板取り外し

ギア類も外したら、最後にDTM-N基板を取り外す
以上、分解作業はここまで、これよりDTMに代わる、leviathanの組み込みを実施する

次世代用 Leviathan の組込

次世代用NewVer.2メカボのガワ

メカボックス内のパーツを全て取り外した状態からスタート
尚、今回も取扱説明書は英語なので、日本語版は 箱に記載のあるQRコードを読み取ることで入手可能で
下記PDFに従って作業を進める
PDF : http://gungineer.sakura.ne.jp/manual/manual_leviathan-NGRS_JP.pdf

カットオフレバー取り外し

不要となるカットオフレバーを取り外す
ネジ一本で留められている

カットオフレバー

取り外したカットオフレバー等

加工作業前のギアボックス右側

続いてメカボックスの加工作業を実施する
マルイ純正メカボックスを流用するので切削などが必要なようだ (RETRO ARMS製のメカボは不要)
先ずはピョコっと飛び出した2か所の突起を削除する

メカボ切削加工作業前

突起の切削を実施

メカボ切削加工作業中

配線を通すための隙間を広げる処理を進める
ホビールーターに丸鋸カッターに装着して縦に削る

メカボ切削加工作業後

削って浮き出た部分をへし折って隙間を作成

切削部のやすり掛け

後はやすり掛けして配線が傷つかないように調整して完了

基板設置部分の切削前

続いて基板を設置した場合にガタがでないように、出っ張りを平らにする

基板設置部分の切削後

こちらもルーターに砥石を装着し、整地作業をする

ボルトストップパーツの切削加工

ボルトストップパーツも削り、基板のトリガースイッチの逃げを作る
メカボックス、パーツの切削加工は以上で完了

Jefftron製 leviathan NGRS optical導入

基板を設置する為、内容物を確認する

leviathanNGRS基板

基板は V2同様に上下二枚組で、今回もドロップインで完了することを期待

NGRS leviathan基板設置

メカボックスに留めネジ位置を合わせて下部基板を設置し、
付属の樹脂ワッシャーとねじで基板を固定する

配線の確認

配線の順序良く格納

固定用フォームの設置

2つの基板固定用のフォームをメカボックスに貼付

上部基板の設置

端子がズレないよう注意しながら下部基板に上部基板を載せる

トリガーのセッティング`

トリガーを設置する
V2とは異なり、専用トリガーは付属せず、次世代用のトリガーであれば加工なく利用できるようだ

トリガースプリングの設置

トリガースプリングをメカボ内に引き入れる
基板に接触しないよう若干気を遣った。

各種内部パーツを設置

後はギア類、呼気系パーツを格納してメカボは閉塞に向かう…
のだが、単純にこのまま組み戻しただけでは、bluetooth接続アプリ上でエラーを吐いた
どうやらセクターギアの検知に失敗するようである

組込注意点

セクターギアの黒塗装加工

あくまで対処法としてネット上情報・私の筐体の解決法でしかないが、
一工夫が必要だったようで、セクターギアが誤検知・正常検知しやすいよう内側を黒く塗装した

セクターギアの黒塗装加工2

スプレー塗装だけではムラがあったので (塗装に関してはかなり下手くそ・素人作業)
黒のマジックペンで追いかけで丁寧に黒くして再度設置

トリガーフェザータッチ加工

尚、再度メカボックスを開けたので、少しストロークを短くしたい and スイッチへタッチを優しくしたいので
基板のトリガースイッチを押下する部分に、ハネナイトを接着させた

リトライ作業

以上で、リトライ作業が完了
結論的には セクターギアを黒く塗装することで誤検知がなくなり、正常動作を確認することができた

メカボックスの閉塞

メカボを閉塞させ、ボルトストップパーツを組み戻す
隙間からボトルストップ検知用のレバーが確認できる

ボルトストップ作動レバー

先ほどのボルトストップパーツの切削作業が活かされる形

セレクタープレートへの対応

セレクタープレートについても少しだけ作業がある

セレクタープレートシール

付属の検知用ステッカーを貼り付け

セレクタープレート設置

セレクタープレートを設置し、メカボックスの作業は完了。
残りはフレームへ組み戻す作業を進める

組戻し作業1

フレームへの戻し作業にはleviathan特有の作業はなく通常に戻すだけ

組戻し作業2

以上で、Jefftron製 次世代電動ガン用 leviathan-NGRSの導入を完了とする
New-Ver.2純正メカボックスを流用する場合は複数個所の切削作業や、
誤検知を防ぐ為の工夫( セクターギアの黒色塗装 )が必要ではあるが 概ねドロップインという通り
説明書に従って容易な組み込みが可能であった
DTMと違い、アクティブブレーキ機能を搭載し、プリコッキングも安定しているのは
Levaiathanならでは、と私自身は信頼を置いている。
またアプリ及び基板ファームウェアの更新も定期的に実施されており、
bluetoothによる接続とスマートフォン操作が可能な点でも頭一つ抜きんでている印象である
これからの機能追加にも期待