G&G ETU内部 タクトスイッチ交換
今回は G&G製 GC16シリーズ MPW9のリペアについての記事
数年前に購入して G&G の電子トリガーユニット ETU に perun製 ETUアップグレードキットを付与
ゲームユースなセッティングで楽しんできたが、
どうやらETUの持病でもあるタクトスイッチ部分が潰れたようで反応が悪くなった
今回は スイッチ部分を分解し、タクトスイッチを交換する作業を実施した
上記が現在の外装状態
ハンドガード、ストック、マガジンキャッチなどを交換済み、
トリガーについては 前回記事にて airsoft97で発売されていたETU専用IWSトリガーに換装している
【参照記事】
サクサク分解を進める。アッパーフレームを取り外す
ストック、ストックパイプを取り外す
グリップ底蓋を外し、モーターを取り外す
グリップを取り外す
マガジンキャッチを取り外す
マガジンキャッチは aliexpressで購入したノーブランド品
アンビ仕様で左右どちらの操作でもマガジンを外すことが可能
トリガーピンを取り外す
ローレット加工(抜け落ち防止加工)されているので押し出す方向に注意
ロアー側のフレームピンを外して、これでメカボックスが取り外せる
電動ガン M4系 の分解作業はかなり手慣れたものである
取り出されたver.2メカボックス
G&Gは本体左側に留めネジがあり、分解が少しだけし辛くなっている
留めネジを外す。大小があるので備忘する
本体右側を上にしてメカボックスを開封
開封した状態。トリガーを除きパーツ類は純正から変更なし
配線がモーター動作で被膜破れしていたので補修する必要があるだろう
各種呼気パーツやギア類を取り外して、スイッチに目を向ける
配線先でコネクタが挿入されているので外しておく
スイッチを固定する極小の留めネジを外す
上図ではタクトスイッチも確認できる。やはり潰れているようだ
ETUスイッチの取り出し。続けて中の基板を取り出す
裏側にこちらも小さなネジ2本で固定されているので取り外す
スイッチを分解し、基板(右側)を取り出す
今回は基板左側のタクトスイッチを取外し、新品のスイッチに交換する
今回購入したタクトスイッチ
Alps Alpine製 製品番号 : SKRTLAE010
タクトスイッチ (4.5×3.4mmサイドプッシュタイプ)
→ 製品ページ
楽天ショッピングにて 1個90円で販売されていたので
今後を見据えて5個ほど購入した
新品と並べて比較した状態。
サイズ等は問題なさそうなので交換作業を開始
尚、今回の半田作業は非常に細かい作業になることから
こて先が細い GOOT/ R-48SB を購入して利用した
スイッチ基板から 反応の悪い タクトスイッチを取外し (右側)
接地部分の仕様なども問題なさそうである
上からの比較で 潰れていることが良く分かる
G&Gを広く扱う 41PXにも下記のような注意事項が記載されていた
→記載商品 G&G G-11-137-1 E.T.U. 2.0 AND MOSFET 3.0 + Vertical Trigger For Ver.2GearBox RearWire
やはり、タクトスイッチ絡みのトラブルは多いではと予想される
続けて新品タクトスイッチの半田作業
こ、、細かく雑な作業については目を瞑る必要がある、、
正常に動作することが目的なので…
別角度からの作業後の状態
何度か手で押下するなど動作確認をして問題なく固定されたことを確認
ということで基板を組み直して設置完了
汚れて潰れていたスイッチが新品に復活した
組み戻すついでにO-リングを交換
値上げ前(2個入り→1個入りに変更?)に大量に仕入れた G.A.W.製 FRUS-Oリングを使用
以上で、作業完了である。
動作については大変快適になり、これまで反応が悪いことに若干目を瞑ってきた面があったが
タクトスイッチの交換により解消されたことが判明した
トリガーの反応が少し気になる点がある場合は
交換パーツ自体は安価なので 少し分解は手間だが交換すると良いかもしれない
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