G&G ETU専用 IWS トリガー組込
久々にG&G GC16シリーズ MPW9がベースの電動ガンをカスタムする
perun ETUアップグレードキットを導入し、外観のハンドガード交換等を実施して以降は
性能も外観も満足だっただけにカスタム路線から外れていた本筐体だが
偶然、airsoft97を運営する spark社から 発売されている G&G ETU専用の IWSトリガーをフリマアプリで発見
今回はその組込を実施することとした
今回は前回のカスタムから2年程放置 (チリ滞在時は日本の倉庫保管…)されていたこともあり
初速も落ちてきていたのでスプリングも交換することにした
恐らく多くのカスタマーが利用していると思われる CNC Production のM90スプリングを採用する
お値段250円~350円程、、、安価である
先ずは純正のトリガーを確認。
一般的な丸みを帯びた形状である
…ということで早速分解を開始する
ここからは久々のG&G製品の分解なので私個人の備忘録として画像多めとなる
先ずはフレームピンを叩いてアッパーフレームを分離
ロアーフレーム及びver.2メカボックスが登場する
APS製 RS-2ストックを取外し
続いてマガジンキャッチの取外し
微カスタムとしてaliexpressにて購入した 左右両サイドからマガジンをリリースできるパーツを装着中
先ずは右側のリリースボタンを担うパーツが極小六角ネジ2本で留まっているので外す
上記はリリースボタンのパーツを外した状態
その下にもう一つネジがあるのでこちらを外すとマガジンキャッチ全体が外れる
以上でマガジンキャッチ/マガジンリリースボタン全体の分解が完了
次はグリップ、モーター類の取外し
グリップエンドを固定するネジを外す
グリップエンドを取り外すとモーター及び配線が確認できる
G&G製イフリートモーターを取外し
ピニオンギアに大きな削れは確認できないので安心
モーターを引き抜けばグリップを固定するネジを内部に確認できる
これらを外してフレームとグリップを分離する
グリップが外れた状態
メカボックスが引き抜ける前あと少し
ストックパイプを取り外す
ストックパイプ最奥のネジを百均で入手したロングプラスドライバーで取外し
これでストックパイプがフレームと分離
最後にトリガーピンを押し抜く
片側が抜け落ち防止のローレット加工がしてある為、叩いて抜く際は方向に注意
一先ずこれでメカボックスを取り巻くパーツ類の取外しが完了
ver.2メカボックスがお目見え。
G&G製のメカボックスは固定ネジが左側 ( 分解防止の為?? ) にあるのが特徴
メカボ開封時は基本的に右側を上にするので煩わしい、、、
逆転防止ラッチを解除したら、メカボックスの固定ネジを外す
組み戻す際に長さを間違えないように確認
右側を上にして開封
上記が開封直後の様子
大きな汚れはないが、全体的にグリスが乾いた状態
やはり稼働は少なくても時間の経過に合わせて定期的なグリスアップは必要だと思われる
ピストン、ピストンヘッド、逆転防止ラッチ、ギア類
清掃含めてグリスアップを実施する
こちらはタペットプレート、シリンダー、シリンダーヘッド、ノズルの呼気系パーツ
各種パーツを取り外して問題ないか確認した上で
今回の主役トリガーを交換していくのだが、、、
ETUスイッチパーツのタクトスイッチに少し汚れを確認
押し下げには特に影響はしてないようだが少し心配ではある。
G&GのETUの肝でもあるこのタクトスイッチの破損はそれなりに報告が挙がっている認識で
スイッチ自体は非常に安価なのでどこかで交換してみようと思うが今回は見送り。
トリガーの比較
右側が純正、左側がIWSカスタムトリガー
トリガーの根元に極小ネジで固定された板バネが上述したETUのタクトスイッチを押す仕掛けになっており
本来であれば元のトリガーからその板バネを移植する必要があるが
トリガーの前オーナーから板バネ付で購入した為、今回は移植作業は不要だった
IWSトリガーには トリガースプリングをかける穴が3つあり
スプリングテンションを好みに合わせて調整することができる
上:強 真ん中:中 下:弱
私はここ最近トリガープルが重い方が好みなので「上」を選択
IWSトリガーを設置
スプリングテンションが「上:強」にしているので多少格納しにくかったが
G&G専用品ということでメカボとの相性は良さそう
各種パーツ類を格納してメカボックスを閉じる
ちなみにセーフティレバーとIWSトリガーが干渉することはなく、
セーフティ時はガッチガチにトリガー固定されていることを確認
メカボ固定ネジを留めて、全体を組み戻していく
メカボックスをロアーフレームに組込
以上で、spark社 G&G ETU専用 IWSトリガーの組込が完了
組込自体は非常に簡単で、トリガープルの感覚(レスポンス向上)や外観自体も大きく変わる優れものである
動作も現状問題なく 特にプリコック時の作業性は非常に良いので
後はタクトスイッチに影響がでてきたら再度メンテナンスという感じである
p.s
上記記事は 202103上旬での作業を下書きしていたのを失念していたのだが、
気づいたのは202202下旬現時点で トリガー動作に不安(タクトスイッチの交換必要性)を感じたからである
近々交換記事も書く予定
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