【ガバメント】分解作業

2022年5月21日

今回は東京マルイ製
エアーコッキングハンドガンシリーズ
コルト・ガバメント M1911A1 を分解する
これまでエアコキについてはM3ショーティ等のショットガンに関して
中身を見たり、弄ったりしてきたが、
ハンドガンに関してはなかなか踏ん切りがつかなかった
ゲームユースで余り"使えない"存在としてみていたからである
今回エアコキガバに関して、とあるパーツを入手したので
パーツ先行で、エアコキを購入するに至った
そのパーツについては次記事にするとして今回は
先ずエアコキガバの構造を知ろうと思う
エアコキガバメント_分解_1_本体.jpg
久々にエアガンを新品購入した
新品の場合、Amazonや楽天, メルカリよりも店頭購入が安い場合があり
今回もこれに該当する
全て秋葉原周辺店舗だが
本体は あきばお~ にて 税込 2,653円
スペアマグを ECHIGOYA にて 税込 704円 *2個
初速UPパーツ 漢バネ を サンコーホビー にて 税込 1,180円
参考比較に利用してほしい
先ずは現行初速を計測したところ以下の通り
エアコキガバメント_分解_2_初速計測.jpg
66.6m/s
恐らく箱だしだとこの辺りなのだと思う
その後計測しても平均65-66m/sぐらいの感じ
早速 FireFly製の 漢ばね を導入してみる
エアコキガバメント_分解_3_スライド分解.jpg
先ずは本体右側のダミースライドストップの反対側の丸ポチを押す
エアコキガバメント_分解_4_スライドストップ.jpg
そうすると、スライドストップが外れるのでスライド分解できる
非常に簡単である
エアコキガバメント_分解_5_スライド
スライド裏側
かなり単純な構造のようにみえる
エアコキガバメント_分解_6_ロアーフレーム
ロアーフレーム
こちらも同様である
エアコキガバメント_分解_8_スプリング.jpg
またスプリングについても非常に簡単に交換できた
スプリングガイドを少し押し下げて
引っ掛かる部分を外してあげるだけで良さそうだ。
またスプリングを外す際もシリンダー部分を下げると外しやすい
エアコキガバメント_分解_9_交換作業.jpg
漢ばね はロングとショートの2本のスプリングが付属する
先ずはショートを導入する
上が 漢ばね ショート
下が 純正スプリング
見た目は分からないが触ると明らかにスプリング硬いのが分かる
エアコキガバメント_分解_10_交換後.jpg
交換完了。凡そ2-3分もかからず交換できる
早速計測する
エアコキガバメント_分解_11_交換後初速.jpg
68.7m/s
ふむ… 2m/s上昇…恐らく、恐らくこんなものなのだろう
その後も計測すると平均は 67-69m/s
コッキング自体は確かに重くなっているが、70m/sいかないのね…という気持ち
75-80m/sが恐ろしく高い山のように感じた
では ロングスプリングの場合はどうなるだろうか
エアコキガバメント_分解_12_ロング比較.jpg
上がショート漢ばね
下がロング漢ばね
少し長いくらいだが、きっと大きな変化を生み出すに違いない
エアコキガバメント_分解_13_交換後初速.jpg
68.6m/s

これは…下がった…
実はレビューでも知ってはいたのだが、ロングは初速が下がることがあるよう
その後の計測でも67-69m/sと ショートよりも若干良いような気がする程度
つまりスプリングだけでは初速をどうにかするのは"甘え"ということだろう
ということで
スプリング自体は 漢ばね ショートを最終的に選択して
もう少し気密などをみていきたい
エアコキガバメント_分解_14_スライド分解.jpg
シリンダー及びピストンを取り外す
写真のようにアウターバレル群を前方へ引きながら、持ち上げるようにして取り出せる
ピストンカップとシリンダーはあまり気密がきっちり取れていないように思えたが…
ここはどうしようもないだろう
Oリング等を配置できれば良いのだが…
グリスアップだけしておく
エアコキガバメント_分解_15_シリンダー.jpg
次にアウターバレル群だが取り外すのは少しだけ面倒
エアコキガバメント_分解_16_アウターバレル分解上部.jpg
スライド表のダミーの排莢口(エジェクションポート)から
指などで押し下げてスライド内に引っ掛かっている部分を外し
引き抜くように取り外す必要がある
エアコキガバメント_分解_18_アウターバレル.jpg
引き抜いたパーツは上記
エアコキガバメント_分解_19_リコイルスプリング.jpg
リコイルスプリングを外し、チャンバーからインナーバレルにアクセスする
エアコキガバメント_分解_20_チャンバー分解.jpg
ネジ2本を外す
エアコキガバメント_分解_21_チャンバー.jpg
開くと上記のような状態
インナーバレルにはまだパッキンに対して固定パーツがついているようだ
エアコキガバメント_分解_22_インナーバレル.jpg
固定パーツを外した状態
固定HOPのパッキンがパーツの中に残っているようなので取り出す
エアコキガバメント_分解_23_パッキン.jpg
うーん小さい
でもこのサイズのパッキンには見覚えはある
エアコキガバメント_分解_24_パッキン比較.jpg
ということでエアコキショットガン用のパッキンと比較
同じサイズなのかもしれない…
右は 宮川工業所のエアコキショットガン用シリコンパッキン
左が 純正パッキン
エアコキガバメント_分解_25_気密取り.jpg
チャンバー周りもグリスアップして組み直し
パッキン固定パーツ周辺にはシールテープを巻いてみた…
エアコキガバメント_分解_26_気密取りB.jpg
組み上げ後…一先ず結果をみてみたところ初速に変化はなかった
気密取るところもこれ以上存在しない…
これはエアコッキングハンドガンの性能上げはかなり沼なような気がする
75m/s以上の方々恐ろしい…
 ⇨ PDIからエアコキ用バレルが販売されているようなので課金に余裕があればパーツによる
   性能向上は可能だろう
ということで今回は エアコキガバの分解作業だった…
次回は とあるパーツについての組み込みを実施する