【HK416】次世代_軽量化カスタム①ハンドガード
新年明けて 2021年 初っ端は
東京マルイ製 次世代電動ガン HK416D の記事から開始
以前、HK417 の記事を幾つか掲載しているが、
今回のHK416 は 最近 私の中で 一本化しつつあるテーマ “軽量なエアガン" の題材としたい
▽過去記事
HK417でも軽量化は ハンドガード周辺、リコイルオミットと続いたが、
HK416でも同様に進めていく形となる。
手始めにハンドガード周辺を分解し、BB弾の発射機構としては不要な
ダミーのガスチューブ等の取り外しや、ハンドガード自体の交換作業を実施する。
先ずは本体
今回も中古で購入。傷などは少なく美品な感じ。
次世代電動ガンは優秀なメカボ ver.2改を備えているものの、
基本的に重いのがネックと言われているとかいないとか
初期重量は2.9kg (マガジン、バッテリー、アイアンサイトなし)
軽量化の課題となるのか先ずはハンドガード周辺
10inchぐらいの初期ハンドガードは個人的にあまり好きではないので交換していく
また併せて 発射機構として不要な ガスチューブ、ガスブロックも外す
HK416特有のネジを一本外す
しかしこれが非常に硬く、一つの関門でもある
本来は専門工具を使うべきではあるが…今回は自力で対応
潤滑スプレーを塗布し、
ドライヤーで熱してネジロックを溶かしながら
百均で販売していたプライヤーでグイっとやると外せた
ハンドガードを外した状態
アウターバレル周辺にあるダミーのガスブロック等を取り外す
先ずはガスチューブの本体側の根元を引き抜く
ハイダーを外す
ガスブロック下のいもねじを外す
ガスブロック横のピンを叩いて打ち抜く
(方向があるので注意)
上記は ピンを打ち抜いた後
以上より、前方にガスブロックが抜けていき、合わせてガスチューブが外れる
これらは以降 パーツとしては取り外して軽量化する
ガスチューブの先端が外れて、中に小さなスプリングが入っているので紛失には注意する
ここから続く作業はアウターバレルの切断である
今回は 銃身長を明らかに短くし、CQB対応したHK416を作る
また切断した分軽量化となるはずである
先ずはバレルナットを外す。
これが恐らくハンドガードの取り外しに続く2個目の関門
本来は専門工具を使うべきではあるが…今回は自力で対応(繰り返し)
私の場合は、HK417でも使用した引っ掛けスパナを今回も用いた
とは言え HK416向けに適合した別サイズの引掛スパナがあるかもしれない…
というのも引っ掛ける部分が太い為、
部分的にスパナを削って穴に差し込めるようにしたからである
バレルナットに傷がつくのは致し方ない作業だと個人的には思っている
今回もドライヤーで熱してネジロックを溶かしながら、スパナを利用してなんとか関門を突破
以上でアウターバレルが完全にお目見えとなる
続いて切断するにあたってロアーとアッパーを分裂させ
アッパーフレームだけにしておきたい
ロックピンを叩いて打ち抜く
ロックピン打ち抜けばアッパーが外せる
アッパーを外したタイミングで幾つか注意点を備忘しておく
メカボ後方にロアーフレームとの隙間を埋めるパーツが左右有り
組み込み時に正しく装着できていないとアッパーを閉じれないので注意
本体右側が R 左側が L
チャージングハンドルも引っ掛けの輪の部分が外れて恐らく外れる
アッパー組み込み直前で装着する
アッパーフレームを裏返した状態
チャンバーアセンブリ
チャンバーのブレ防止、ロックパーツを紛失しないようにする
ロックパーツとチャンバー、インナーバレル
そしてここからはアウターバレルを切削する工程
アッパーフレームからバレルを外したかったが、非常に硬かったのでそのまま作業
パイプカッターを利用し、可能な限り均等に切断していく
削る、削る
途中、パイプカッターがこれ以上は切れないラインに到達したので鋸に変更
14mm逆ネジのマズル部分は残しておきたいので
2箇所を切断し、後に接着させる方針
ゴリゴリと削っていく
程なく切断作業は完了
真ん中のバレル部分は軽量化できた
切断面をヤスリ掛けし、なるたけ接着しやすくする
接着に使うのは セメダインの メタルロック
2液タイプのアクリル樹脂系接着剤
金属の接着にオススメされていて多少はお世話になっているかも…
バレルの硬化中に どの程度軽量化できているかを確認
先ずは ガスブロック、ガスチューブ、そして切断したアウターバレル部分
合計 264g
ハンドガードは 328gだった
さてここで 新たにハンドガードを装着する必要があるのだが…
今回採用したのが
こちら55gの 83mm(約3.3inch)程の樹脂タイプハンドガード
3Dプリンターで作成された商品で
つきじや(https://tukijiya.base.shop/)さんにて制作してもらった。
問合せで、「このサイズ作れませんか?」と聞いたところ
“既に並んでいえる商品タイプを短くするだけなら 問題なく可能"との回答を頂き
ささっと幾つのパターンをモデリングしてもらった!!!
現在は商品に並んでいる
この場もお借りして感謝です
ありがとうございました。
尚、中の人のtwitterはこちら (@hase1830)
その後、簡単に素人塗装を施した
塗装は完全初心者感が醸し出されている。そのうちしっかり学びたい…
そして最終的に組み込んだ状態が上記である
インナーバレルもアウターバレルの長さに合わせてパイプカッターで切断した
バレル長は凡そ140mm前後である
完全に短くなった銃身長
ちなみに中身は未変更、というのも次世代リコイルを先ずは楽しみたいからだ
(※初速は0.2gで75m/sとなったのは致し方ないだろう)
それではどの程度 軽量することができたかだか
計量はしているので自ずと計算可能
ガスチューブ、ガスブロック等 284g
純正ハンドガード 328g
併せて 612gを外し、
そこに 55g の樹脂ハンドガードを装着したので
凡そ 557g の軽量化である
また純正ストックを変更したので
最終的には 2.2kg まで落とすことができた。
暫くリコイルを楽しんで、次は リコイルオミットをしてさらに軽量化を推し進める予定だ
続く
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