【UAR501】T238_DTU_V3用ver1.1(黒)組込

2021年9月26日

⇩過去T238系記事⇩
今回は 上記に2点目の V3用T238基板がver1.1にバージョンアップしたということで
APS製 UAR501 のver.3メカボに 導入をしてみたいと思う
UAR501に関する以前の分解/カスタム記事は以下
UAR501_T238_21_基板セット.jpg
実際に届いた状態が上記。
何やら以前は基板で、V2用同様 上下で基板が分かれていたのに…
UAR501_T238_22_ver1.1.jpg
今回はなんと黒基板1になっているようだ…!!
そして以前はセクレターやトリガー検知は
極小マイクロのスイッチタイプ(壊した過去有り)だったのに、V2同様、完全光センサータイプになっている。
これは…大型アップデート…!!!!!
ということで嘘臭い驚嘆表現は置いておいて
マニュアルに従って導入していくが、
基本UAR501の分解備忘録である(写真多め)
UAR501_T238_1_本体.jpg
先ずは本体。素晴らしいブルパップ。愛らしい
UAR501_T238_2_ストックエンド.jpg
ストックエンドを外す
現在は XCORTECH/FETが取付られているはず…
チリへの出国前にドタバタ購入だった記憶がある…(ゲーム未使用)
UAR501_T238_3_ボルトカバー.jpg
チャージングハンドルの引き手部分(左上)を外した後、
上部のカバーを外す
 ⇨ 尚、この筐体はダミーボルトカバーの固定及び、そのリリースの機能がオミットされているので
     分解工程が違う場合があるだろう
UAR501_T238_4_ホップ窓ねじ.jpg
後は、ホップ調整の穴右側にある、
チャンバーとメカボを固定しているネジを外す
UAR501_T238_5_メカボ.jpg
これで後端よりメカボが引き出せる。
メカボックスへのアクセシビリティは最高だ…
UAR501_T238_6_モーターネジ.jpg
モーターホルダーを固定するネジを外して、
ホルダーを外しておく
UAR501_T238_9_モーター分解.jpg
また今回モーターSHS製 守護神 ハイトルクモーターを変更するので
ホルダーからモーターを外す。根本のネジ2本を外す
UAR501_T238_10_INAZUMA.jpg
モーターは spark(airsoft97)のINAZUMAモーターのようだ
INAZUMAモーターは評価悪くないようだし…うーん、これどうしようか…
でもモーター端子が折れているなぁ…折角だから次回修理してみたい…
UAR501_T238_7_QD式.jpg
気を取り直して分解継続
逆転防止ラッチを開放したら
クイックデタッチャブル(QD式)のスプリング交換が可能な
スプリングガイドになっているので、
六角レンチでメカボ後端から取り外す。
UAR501_T238_8_スプリング.jpg
これは革新的は要素だと勝手に想像
メカボを組むのがかなり非常に楽だから
組み込みが私のように不器用であればあるほど有り難い存在
UAR501_T238_11_メカボ分解.jpg
さて現状はこんな感じ
UAR501_T238_12_配線まとめ.jpg
配線をまとめるパーツを外す
トリガーの根本のプラパーツも外す事を忘れずに。
UAR501_T238_15_セレクターパーツ.jpg
特殊なセレクターパーツ類も外しておく
UAR501はブルパップ構造なのだが、 メカボ自体のトリガーセーフティを利用しない
逆に言えば、常に発射可能状態にあり、少し危険…
 ⇨ 本体前方のトリガーでセーフティをかける。かけてるから大丈夫という理論なのだが…
UAR501_T238_16_開帳.jpg
よって後はメカボを開くだけ。
スプリングがないのでかなり緊張感のない開閉になる
UAR501_T238_17_スイッチ.jpg
各種パーツを外して、スイッチアセンブリの分解を開始
UAR501_T238_18_スイッチ分解.jpg
スイッチスプリングを外し、
続けてスイッチを留めている上部の小さなネジを外す
これで物理スイッチは開放される
スイッチ固定ネジは本基盤では流用しない
尚、SLONG製のショートストロークスイッチを導入していた
これもどうしようか…削ってあるし使い途はなさそう
UAR501_T238_19_カットオフレバー.jpg
カットオフレバーも勿論今回も外す
UAR501_T238_20_カットオフレバー分解.jpg
ver1.1のT238基板では、カットオフレバーの固定ネジのみを使用する
紛失しないよう気をつける
UAR501_T238_23_不要配線.jpg
さて基板を仮固定するために不要な配線を除去する
上記写真の上方に伸びた短い2本の赤黒両配線をペンチ等で切除
UAR501_T238_24_基板最終形.jpg
基板としては上記は最終形
手前に赤配線、後方に黒配線が2本伸びている
UAR501_T238_25_メカボ切削作業.jpg
さて仮固定をしてみようとしたが、
ここで問題が発生
APS製メカボはタペットプレートの誘導ラインに多少のズレがあるらしく
メカボを削る作業が発生した
UAR501_T238_26_ごりごり.jpg
ごりごりヤスリやルーター等で削る。
またカットオフレバーの固定ネジを留める部分も削った
UAR501_T238_27_基板固定.jpg
なんとか綺麗に収めることができたが、
恐らくメカボ側の原因だと思われる。これに関しては導入都度、運で発生する問題だろう
また上記写真にて既に設置しているが、
青基板では不要だった、カットオフレバーを留める際のゴムパッドが付属されており、
装着する必要があるようだ
UAR501_T238_28_セクターシール.jpg
続いて、特殊な作業
気になっていはいたが、セクターギアの裏側?に検知用シールを貼る。
かなり物理的な要素だが…
シールは台紙右上がDSG(ダブルセクターギア)用、
あとの3種は全て同じで 18:1, 16:1, 13:1等全て同じとのこと
今回は18:1のギアなので右上以外を貼る
UAR501_T238_29_清掃.jpg
油分を落とすための除去フロスが付属している
綺麗に清掃して…
UAR501_T238_30_シール装着後.jpg
カットオフレバーを跳ね上げる為の突起に合わせて
つまり指定された方向に従い、シールを装着。
後はメカボを閉めるだけなのが…
UAR501_T238_38_干渉.jpg
トリガー周辺の加工が必要だった
先ず、基板とトリガー左側が干渉していることが発覚
上記はトリガーを引く前の状態
UAR501_T238_39_トリガー切削_LI.jpg
上記がトリガーを引いた状態
トリガーを引いた際に基板と接触し、トリガーが戻らなくなった
また光検知に関しても正常に動作しなかったので
プラ板をトリガーに貼る必要が生じた
UAR501_T238_40_トリガー切削作業.jpg
トリガーの左側を面を作るように切削
干渉しないように加工
またプラ板を接着剤でトリガー上部に固定
UAR501_T238_37_トリガー加工.jpg
トリガー押下時に検知されるよう調整した
正直この辺の調整に関してもなかなか面倒な作業な気がする
毎回この位置にプラ板を貼るのが正しいのか…不明
研究が継続されて明るくなっていくのを待つしかないだろう
UAR501_T238_33_組み込み後.jpg
ということで色々調整した挙げ句、完成
今回から基板が一枚なのでセーフティパーツを削る必要はなくなったようだ
UAR501_T238_41_セレクターシール.jpg
最後にセレクターに貼るシールについて
以前は内側にシールを貼っていたが、今回は外側。
少し浮いた状態で貼るので何度かテストして
剥がれそうになったら新しいシールに交換するのが良いだろう…
UAR501_T238_31_セクレターバー間違い.jpg
上記のように内側や、しかも右端に貼るのは誤りとのこと 注意。
UAR501_T238_42_最終形.jpg
ということで導通、動作のテストを実施して
問題なさそうなので完成!
追記事項
UAR501_T238_36_モーター慣らし運転.jpg
モーターの慣らし運転は必須だと思っている
諸先輩方から教わったやり方を踏襲していて、
10分間回した後、モーターが猛烈に熱くなっているので時間を置いて冷やした後、
再度5分間回すという方法をとっている
また以下、完全に個人備忘録
UARバッテリー収納方法1.jpg
UAR501はバッテリー収納が面倒
ミニSバッテリーサイズを利用するが、無理やり押し込むと
メカボのトリガーを押して射撃される可能性がある。
安全に綺麗に入れられる方法を見つける必要あり
ストックエンドの穴に上記の位置にバッテリーを設置
UARバッテリー収納方法2.jpg
配線/コネクターはメカボ左側に配して、
あとは先程のストックエンドを格納する。
電子トリガー(DTU) T238の性能は申し分なく、
価格が3000円前後ということであれば、格安サバゲーマーとしては
使用せずにはいられないが…
少し調整が必要なのは 覚悟が必要かもしれない。
(とは言え、高級トリガー系 陽炎やTITANm,DTM等の導入実績がない私にとっては
どの程度苦労するのか…比較できていないけれど)