【B&W_G17】スライド交換作業

2021年9月26日

と時を同じくして
B&W製 の GLOCK17 が家に到着した。
B&W は Punisherシリーズ や Triton で有名な
Poseidon社のハンドガンブランドである。
昨年あたりから日本でも安価な割に、軽量で剛性もあり、
機能面でも電子トリガーが当然搭載されたPunisharがお披露目されたが、
どうやらハンドガン分野でも製造をしていたようだ。
先ずは簡単に紹介する
B&W POSEIDON スライド変更3 箱.jpg
箱はコンパクトで、B&W と大きく記載されているが、
封切りシールはPOSEIDONロゴ。隠す気はないようだ
尚、値段は1.2万円弱 ( チリでは輸入品は少し高めになる )
B&W POSEIDON スライド変更4 本体.jpg
Made in Taiwanのシール  
そしてスライドは無機質にもライセンスなしのツルッとした形状
グリップにもglockのロゴはない。
B&W POSEIDON スライド変更5 本体右側.jpg
右側もほぼ同様。
尚、スライドはメタル製、フレームは樹脂で製造されている。
ここまでGlockのロゴがないと、Glock17風というのが正しそう…
ちなみにマルイ製のGlock17のコピー品であると言われてる。
B&W POSEIDON スライド変更6 後端.jpg
後方部
至ってシンプルな感じがする…
B&W POSEIDON スライド変更7 集光サイト.jpg
少し異なる点はサイトが集光タイプになっていること。
とは言え、ドットサイトを載せるだろうし…あまりメリットではないかなぁ
B&W POSEIDON スライド変更9 マガジン比較.jpg
東京マルイ製 Glock17 ロングマガジンと比較。
マガジンに関しても互換性があることが既に知られているので
当然形状は酷似している。
B&W POSEIDON スライド変更10 互換性.jpg
左がマルイ製、右がB&W製
まるで同じ。
B&W POSEIDON スライド変更11 ロング.jpg
ロングマガジンを挿入してみたが、擦れることなく
スムーズに装着できた。また射撃に関しても問題なく可能だった
外装系は異常だが、今回の記事では
このB&W Glock17を日本へ持ち込むべく、
樹脂スライドに変更することが目的。(メタル製スライドは日本においてグレーゾーンな為)
B&W POSEIDON スライド変更2 SAI.jpg
スライドは巷で有名な SalientArms 所謂 SAI の tiar1のレプリカで
UnicornIndustriesが製造しているようだ。
最近はメルカリやAmazonでも販売されているようだが、
私は Aliexpressで 3500円程で購入 (現在値上がり中??)
尚、箱は何故かAgency Arms…ここらへん中華品質の感じがする
 ⇨ このスライドは弾性が低く割れやすいとSNSで報告されていたので
   あくまで日本持ち込む際の代替になるだけかもしれない…
ここからスライド部の分解をする
B&W POSEIDON スライド変更8 スライド分解.jpg
スライドの外し方も一般的。
B&W POSEIDON スライド変更12 スライドアセンブリ.jpg
マルイ製でも同じなのかもしれないが、
スプリングガイド前方に衝撃緩和の為のゴムが
付属していたことが意外だった。スライド割れ防止なのだろう
インナーバレル、チャンバーも観察する
B&W POSEIDON スライド変更13 バレル周辺.jpg
インナーバレルはPoseidonロゴがあり、自社製造していることがわかる
チャンバーはg17 gen3時代のものとそっくり。
(脱線するが…最近発売のgen4のチャンバーは良さそうだ…)
B&W POSEIDON スライド変更14 インナーバレル.jpg
ネジを2つ外すだけでチャンバーはモナコ構造で割れる
B&W POSEIDON スライド変更15 チャンバー分解.jpg
チャンバーの中の作りもコピー。
バレルは幅狭型なので私が持っている宮川ゴム工業所のパッキンが使えそう…
さて中身はここまでにしてスライドを交換する
B&W POSEIDON スライド変更18 差異上部.jpg
下が SAIレプリカ、 上が純正メタルスライド
SAIの方も、互換性を謳っているので恐らくマルイ準拠のはず…
こうやってみると少し違いがある
B&W POSEIDON スライド変更16 スライド交換.jpg
軽くフレームに沿わせてみたところ
スライド中央部の凹みの有無に差異があり、削る必要がありそうだった
B&W POSEIDON スライド変更21 掘削作業.jpg
細いヤスリでガシガシ切削作業。
B&W POSEIDON スライド変更22 掘削作業2.jpg
拡大。段差がなくなったので、装着したところ問題なく稼働。
今後使用していくなかでしっかり擦り合わせが出来ていくと思う。
以上でスライド交換完了
これで日本への持ち込みで気を揉む必要はない…はず…
B&W POSEIDON スライド変更20 変更後2.jpg
やはりのっぺりしたスライドよりもロゴのある方が格好良く感じる
尚、付属していたextractor(エキストラクター)は未だ未装着。
B&W POSEIDON スライド変更19 変更後.jpg
次記事では性能面等を確認していこうと思う。