モーターとピニオンギアと調節用金属板

2021年9月26日

最近、所属チームの方に
「モーター音が渋いねぇ…」ということを言われた。
確かに撃つごとにシャーンシャーンという甲高い異音が。。
(モーターノイズ・ギア泣きとも)
その時使用していたのはMP5A4で某大手フリマサイトにて1万弱で購入した老練銃であり
古いからかなぁとぼやいたところ、
ピニオンギアの調整として緩いか締め過ぎなのではないかとアドバイスを頂きました。
ピニオンギア…? あれ、、そんなところ調整していないぞ…焦る自分。
ピニオンギアとは以下で示すところで調整できる
(モーター先端のギア(=ピニオンギア)位置を上げ下げして調整する)
DSC_0008[1].jpg
(画像はHK417のグリップ裏)
ここを上げたり下げたりして調整することでギア(ベベルギア?)に対し
適度な場所にピニオンギアを据え置くという感じなのだろうか。
しかし、その場でギア位置を調整してもらったところ、異音は変わらず…
ほっ。。。自分の調整不足ではないのか、なんて
恥かしくも中古故の前オーナーのせいにしてしまったが、銃が苦しんでいることには変わりない。
(そもそも指摘される迄気づかないのは、完全なる初心者である)
早速、家に戻ってグリップの裏をオープンすると…
あ、これは、僕のせいです。。。状態。
なんと、モーター調整用の金属板がしっかりついていなかったのだ。
DSC_0010[1].jpg
(真ん中の白い金属板のこと)
これが外れているうちはどれだけピニオンギア調整ネジを回してもほとんど変わらない…
明らかな私の設置ミス。というかこの金属板の重要性を理解していないばっかりに
モーターの磁力ですぐにひゅーんと飛んでいくし
ま、いっか状態で放置していたのである。
部品は全体を構成するための一部。大小に関わらず、それが一つでも欠ければ
全体のバランスはおかしくなるわけで…
理解不足からきたミスでした。
その後、モーター位置調整用の金属板をしっかりはめて
ピニオンギア位置調整ネジをゆっくり回しながら空撃ちで音調整。
異音がない位置までもっていくことができた。めでたしめでたし
追記:別のSIG552についても調整してあげることで
   フルオートの使用が常時出来るようにがなりました。。。
   解体したのに…